【新車】ホンダ、新型の原付二種レジャーモデル「CT125・ハンターカブ」を6/26に発売

3月18日(水)、千葉県木更津市の「かずさアカデミアパーク」にて、Hondaの「モーターサイクルショー出展車報道撮影会」が開催された。

今回、アウトドアレジャーの用途に適した装備を採用した新型の原付二種(第二種原動機付自転車)レジャーモデル新型「CT125・ハンターカブ」が展示され、詳細情報が発表された。

※「第36回大阪モーターサイクルショー2020」「第47回東京モーターサイクルショー」の開催中止に伴い、報道関係者向けに公開された撮影会で、ウイルス対策やエチケットの徹底のもと行われた。

CT125・ハンターカブは、「Super Cub(スーパーカブ)」シリーズの魅力である普段使いの気軽さに加えて、郊外へのツーリングやキャンプなどさまざまなアウトドアレジャーへの移動手段として、楽しみをより一層拡げる機能性を備えたモデルだ。

車体は、スーパーカブC125をベースに、市街地走行から郊外へのツーリングや林道でのトレッキングなど、幅広い走行状況を想定した車体諸元とフレーム剛性バランスの最適化を図るとともに、不整地でのトレッキング性能をより高める装備として、110mmのストローク量を持たせたフロントフォーク、アップマフラーやアンダーガードなどを採用。ブレーキは前後にディスクブレーキを採用している。

エンジンは左手によるクラッチ操作を必要としない自動遠心クラッチを採用した、空冷・4ストローク・OHC・単気筒124ccを搭載。市街地での頻繁な発進停止や、ツーリンクやトレッキングにおけるゆったりとした巡航時など低中速域での力強さを重視した出力特性としている。

【新車】ホンダ、新型の原付二種レジャーモデル「CT125・ハンターカブ」を6/26に発売

スタイリングは、スーパーカブシリーズのアウトドアレジャー向け派生モデルに共通した機能的でタフなイメージと、現代の生活スタイルとの調和を図った独自の存在感を主張するデザインとし、カラーリングは、市街地からアウトドアまで幅広い環境に調和するグローイングレッドとマットフレスコブラウンの全2色が設定された。

▲グローイングレッド

▲マットフレスコブラウン

また会場では、キタコ、モリワキエンジニアリング、SP武川のカスタムパーツを装備した車両も参考展示されていた。

目次

  • 8 主要諸元
  • キタコ カスタムパーツ装着車

    追加装備されたステンレス製のブッシュガードとスキッドプレートがよりタフなアウトドア感を演出。 ユーティリティの面では、積載性をアップするセンターキャリアもキャンプツーリングを更に楽しみにしてくれる。 定番のカスタムリアショックは車体カラーにもマッチ。

    モリワキ カスタムパーツ装着車

    往年のモリワキエンジニアリングを代表する「モンスター」マフラーのアップタイプをエキゾーストパイプからサイレンサーの付け根までを覆うヒートガードと同時に装着。カブには意外性のあるスポーティーなルックスだが、収まりの良さが素晴らしい。 サイドバッグ(デイトナ製)を装着し、納車後のより実際的な使用シチュエーションを想像できるマシン。 カスタムシートおよびピリオンシートはSP武川製。

    SP武川 カスタムパーツ装着車

    2本の排気口にメッキの美しいスクランブラーマフラーが印象的。まさにハンターカブのイメージを踏襲しながらも現代的な性能を手にしていると言える。フレームに追加されたフォグライトやハンドガードは冒険に出たくなるようなビジュアル。4miniのカスタム時に定番の武川製リアショックも健在。

    撮影会ギャラリー

    販売計画台数(国内・年間)

    8,000台

    メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

    440,000円(消費税抜き本体価格 400,000円)

    ※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれない。

    CT125 ・ハンターカブの主な特徴

    ・スーパーカブ C125のフレームをベースにリアフレームを延長。ヘッドパイプまわりの補強や、追加されたピボットプレートなどにより、市街地からトレッキングまで幅広い走行状況を想定した剛性バランスの最適化を図っている。・一般的なモーターサイクルと同形状のトップブリッジとテレスコピック式フロントフォークに、アップハンドルを採用。見晴らしの良いアップライトなライディングポジションとしている。・路面の凹凸がある不整地などの走行状況での車体取り扱い性を高めるため、アップマフラーやアンダーガードを採用するなど、165mmの最低地上高を確保している。・ブレーキは前後にディスクブレーキを採用するとともに、フロントのみ作動する1チャンネルABS※1を装備。制動時の安心感をさらに高めている。・前後ホイールには、足まわりを引き締めるマットグレー塗装仕上げのスチールリムにステンレススポークを採用している。

    ※1 ABSはライダーのブレーキ操作を補助するシステムです。ABSを装備していない車両と同様に、コーナー等の手前では十分な減速が必要であり、無理な運転までは対応できません。ABS作動時は、キックパック(揺り戻し)によってシステム作動を知らせます。

    ・ハイマウント吸気ダクト採用のエアクリーナーとアップマフラーによる専用の吸排気システムを採用。市街地での頻繁な発進停止や荷物積載時の登坂路走行から、ツーリングやトレッキングにおけるゆったりとした巡航時など、低中速域での力強さを重視した出力特性としている。

    ・ボディー各部の面構成をシンプルに仕上げながら、アップマフラー、エアクリーナーカバー、フューエルタンク、大型キャリア、鋼板フロントフェンダーなどを過度に一体化させない造形とすることで、タフな印象と現代的な印象のパランスを図ったスタイリングとしている。・カラーリングは、市街地からアウトドアまで幅広い環境に調和するグローイングレッドとマットフレスコブラウンの全2色を設定。エンブレムには歴史あるHonda二輪プロダクトブランドであることを象徴する、オールドタイプのウイングマークを採用している。

    ・全灯火器に、シンプルなデザインとしつつも存在感のある発光表現を可能とした省エネルギーで長寿命なLEDを採用している。・容量5.3Lのフューエルタンクを採用。長距離ツーリングなどでの安心感をより高めている。・さまざまな荷物の積載に便利な大型リアキャリアを装備している。・2人乗りに対応するピリオンステップを装備している。・エンジン始動が簡単なセルフ式スターターに加え、キック式スターターも装備している。

    主要諸元

    ■通称名:CT125・ハンターカブ■車名・型式:ホンダ、2BJ-JA55■全長×全幅×全高 (mm):1,960×805×1,085■軸距(mm):1,255■最低地上高 (mm):165■シート高(mm):800■車両重量(kg):120■乗車定員(人):2■最小回転半径(m):1.9■エンジン型式・種類:JA55E・空冷 4ストローク OHC 単気筒■総排気量(cm3):124■内径×行程(mm):52.4×57.9■圧縮比★:9,3■最高出力(kW[PS]/rpm):6.5[8.8]/7,000■最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):11[1.1]/4,500■燃料消費率※2(km/L)国土交通省届出値 定地燃費値※3(km/h):61.0 (60)<2名乗車時>WMTCモード値★(クラス)※4:67.2 (クラス1)<1名乗車時>■燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>■始動方式★:セルフ式(キック式併設)■点火装置形式★:フルトランジスタ式バッテリー点火■潤滑方式★:圧送飛沫併用式■燃料タンク容量(L):5.3■クラッチ形式★:湿式多板コイルスプリング式■変速機形式:常時喃合式4段リターン※5■変速比1速:2.5002速:1.5503速:1.1504速:0.923■減速比(1次★/2次):3.350/2.785■キャスター角(度)★/トレール量(mm)★:27°00'/80■タイヤ前:80/90-17M/C 44P後:80/90-17M/C 44P■ブレーキ形式前:油圧式ディスク後:油圧式ディスク■感架方式前:テレスコピック式後:スイングアー厶式■フレーム形式:バックボーン

    ■道路運送車両法による型式認定申請書数植(★の項目はHonda公表諸元)■製造事業者/Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.■製造国/タイ■輸入事業者/本田技研工業株式会社※2 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。ユーザーの使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。※3 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。※4 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。※5 走行中はリターン式で、停車時のみ□ータリー式になるチェンジ機構です。

    情報提供元 [ Honda ]