発売から60年!「マールシン、マールシン、ハンバーグ」でおなじみのマルシンハンバーグ、波乱万丈の歴史を振り返る

※昭和52年10月当時のパッケージング

CMがおなじみの「マルシンハンバーグ」! 2022年で何と60周年~!

実はここだけの話ですが筆者も我が家の娘たちも、魚より肉が大好きです。奥さんだけが魚好きなので、夕食が焼き魚の日は気分が憂鬱です。

そして肉料理の中でも、奥さんを除くみんなが一番大好きなのが「ハンバーグ」。

魚料理派閥の奥さんも、さすがに我々の誕生日には必ずハンバーグを出してくれるのでその日だけはご満悦です。

「ンマーイ!」

そしてテレビCMでおなじみ、市販ハンバーグの代名詞と言えば、誰がなんと言おうとも言わずとも「マールシン、マールシン、ハンバーグ」のCMメロディでおなじみ、マルシンフーズの「マルシンハンバーグ」であることは、もはや疑う余地があまりありません。

とにかく、マルシンハンバーグを実際に食べたことのない方は、ほぼいないぐらいではないかと思います。

……ちなみに、マルシンハンバーグは、2022年になんと発売60周年を迎えます! 筆者よりちょびっとご年配のご様子で!

そこで今回コレを記念して、あまり知られていないようで実際知られていなかった「マルシンハンバーグ」の愛と勇気と友情の開発の歴史をひも解いて、ひも解きが終わったら直ちにみんなでユカイに食すことにいたしましょう!

さあ、いますぐ食品スーパーやコンビニへレッツゴー!

創業・昭和35年! 販売開始・昭和37年! オドロキの「マルシンハンバーグ」開発と販売の激動の歴史とは?

さて、筆者がまだ生まれる前の昭和35年(1960年)に、マルシンフーズは操業開始をいたしました。

当時はマグロの切り身やイカのもろみ漬け、にこごりなどの水産加工品を扱っていたようです。

そして昭和37年(1962年)、満を持して発売されたのが、聞いてビックリ、見ておののけの「マルシンハンバーグ」!

当時はキューバ危機が勃発したにもかかわらず「おそ松くん」が連載開始され、「ハイそれまでヨ~」が大流行した古き良き時代。

開発のきっかけは、この時期の創業社長である、元・魚業界人の新川有一氏が、ふと「ここ最近、食の欧米化が進んできたなぁ……。」とふんわりと思ったのが、はじまりのはじまりです。

今ではさほど珍しくもありませんが、それまでは和食中心だった街のレストランに、JOJO立ち・もとい空条徐倫、もとい徐々にスパゲティやカレー、シチューなどがメニューへ並ぶようになってきた頃です。

創業社長がふと入ったレストランで、たまたまその頃には珍しかったハンバーグを食べてしまったことにより、思わず……。

「ンマーイ!」

……と感涙してしまったのです!

「これは美味しい! ご家庭で調理済みのハンバーグがすぐカンタンに食べられるようになれば、大ヒット間違いナシ!」

……とひらめき電撃が走り、料理の神が落ちてきたのでありました。

もし、この出会いと感動と料理の神様がいなければ、今やみんなの食卓の友、現在のマルシンハンバーグは存在しなかったのです! 良かったですね!

さあ、調理済みハンバーグを作ろうと思ったのは良いけれど、残念ながら原材料・鮮度・コスト面などの様々な課題にぶつかったようです。

しかし最終的に鮮度を維持し、調理の手間を減らした「油脂コーティング技術」をついに開発し、販売までこぎ着けました!

パッケージングは1枚の紙でハンバーグをくるみ、上と下を閉じて背面は紙を重ね、背面の隙間から中味が見えるようにしました(現在は完全密閉タイプ)。

※ちなみに「油脂コーティング技術」とは、加熱処理したハンバーグ全体にラードを薄く塗布加工する技術のことです。調理時にはコーティングしてある油が溶け出すので、フライパンに油を引く必要がなく、製造コストも低く抑えることができるのが特徴です。

……さて、発売当初の価格は14円。現代の値段に換算すると約100円。

コロッケが10円、牛乳は14円、コーヒーは60円の時代です。まあようするに牛乳並みの価格というワケですね。

しかしまあ、当初からとっても安価な価格帯を攻めてきましたね!

さて、順調に販売を開始したと思われた「マルシンハンバーグ」ですが、ここで大きな壁が立ちはだかることになってしまうのでありました……。

何だかプ〇ジェクトXっぽくなってきました!

そもそも発売当初は、「ハンバーグ」は一度でも食べれば「美味しい!」……はずなのはわかっているのにもかかわらず、まだまだ世間様の中では、ハンバーグに対する知名度が低かったのです。

ようするに時代がちょっと早かったワケですね。

ちなみに販売する営業マンも当初は「ハンバーグ」は何ぞや、ということをイマイチ把握していなかった人もいたとかいなかったとか。オイオイオイ。

発売最初は、創業社長が元・魚屋さんだったので、築地などの市場で商品を卸していたのですが、当時の市場の人の感想としては

「それ何? さつま揚げのオバケかい?」

と揶揄(やゆ)される始末だったそうです。知名度がないにもほどがありますね!

しかし、「売れませんでした、チャンチャン!」で終わりにするワケにはいきません。そもそも手ぶらでは会社に戻れません。

そこでマルシンの営業マンたちは、全国の市場や販売店に出向き、例えば中央市場では朝3時に出勤し、試食販売と抽選会の開催にまで踏み切りました。

ちなみに会社設立の経緯から、こういったことには魚屋さんも協力してくれたそうです。やっぱりそれまでの人間関係って大切ですよね! そして……。

「これがハンバーグですよ。どうです、美味しいでしょう?」と大アピールを敢行!

販売店での試食販売もせっせと行われました。

……こういった地道な努力が身を結び、ついにハンバーグの美味しさが世間に知られるようになっていき、マルシンハンバーグの名が世に躍り出ることになってきたのです。

「おいちい!」

そして、そんなこんな、すったもんだしているうちに、ついに高度成長期の時代の波が到来。

やっとこの頃になって食生活が「欧米か~!」、もとい「欧米化」し、食の簡素化による冷凍食品やインスタント食品も普及して、

「手軽で美味しく、しかも安い!」

と評価され、ついにマルシンハンバーグはバカ売れをすることになったのです。

発売から60年!「マールシン、マールシン、ハンバーグ」でおなじみのマルシンハンバーグ、波乱万丈の歴史を振り返る

昭和50年代には、なんと日産100万食を達成! スゴイ!

この時期は、アニメ「ハクション大魔王」や「タイムボカン」シリーズなどのスポンサーにもなり、例のCMをバンバン打ってさらに売り上げを上げました。

ありがとうございます! そういえばハクション大魔王の好物はハンバーグでしたね! 狙ってCMを出したんですね!

さあ、一度人気に火がついたマルシンハンバーグの勢いはもう止まりません。

人気爆発当時の営業マンの仕事は、何とハンバーグを販売するのではなく、注文をお断りすることだったとか。

筆者も一度で良いので仕事でそんな経験をしてみたいモノです。

今は販売量も消費量も落ち着いており、ちゃんとお店でマルシンハンバーグは買えますのでご安心を。

ただし本記事が公開されたら大好評につき、もしかしたら販売数が激増するかも知れません。そうなったらスミマセン(編集部「……うぬぼれすぎ!」)。

ちなみに当時のお客様からの感想は、

・ハンバーグを調理したあとの、油で野菜いためが最高です!

・栄養満点のマルシンハンバーグのおかげで、背が伸びて体格の大きいおじさんになれました!

・お酒のつまみに最高ッ!

・このハンバーグは焼いて食べるの? お湯で温めて食べてたんだけれど……。

などとおおむね好評だったそうです。そりゃそーだ。

そもそもマルシンハンバーグは、

・フライパンで油をひかずにそのまま調理可能!

・電子レンジでも調理可能!

……なハンバーグです。ハ〇バーグ師匠もビックリです。

何たって鮮度の維持と、どうやって調理の手間を減らすかがマルシンハンバークのハンバーグたるゆえん、かつ最重要ポイントなのですから!

かつて、牛肉は値段が高く、供給量も少なかったので、発売当初は鯨の肉やマグロを使用していましたが、今は畜肉のみで構成されています。

どちらにしても美味しいのには変わりありません。

そういえば、お客様からの要望として

・旧商品の復刻版を作って欲しい!・素材をバラエティ化して欲しい!・1.5倍サイズを作って欲しい!

……といったものがあったそうです。

マルシンフーズいわく、

・簡単に焼けることと、料理の材料としてアレンジしやすいハンバーグであること!

・50年にわたって親しまれてきた味であるということ!

・加工品のハンバーグとして「マルシンハンバーグ」の名前は知られている!

の以上3点だそうです。確かに「マルシンハンバーグ」は加工品ハンバーグの代名詞みたいなものですからね。

何はともあれ、そして現在に至るまで、「マルシンハンバーグ」はたくさん売れ続けて、そして未来も永遠に食されていくワケです。

↓現在のマルシンハンバーグのパッケージングがコチラ。見るからに美味しそうですね!

現在、マルシンハンバーグは「6種のチーズ入りハンバーグ」・「マルシンハンバーグブラックペッパー」など様々なフレーバーを展開しています。

実にバラエティに富んでますね!

それではマルシンフーズのおすすめ商品を一挙大公開!

閑話休題。さて以前お客様の要望として……。

・1.5倍サイズを作って欲しい

というものがあったのは記憶に新しいところですが、何とこのたび、実際に作ってしまいました!

現在販売中なのが「マルシンハンバーグBig」です! 何ともサイズがデカイ!

小食の人だと食べきれないかも知れませんね!

読んで字のごとく、大豆が原料のハンバーグです。ソースの味はついていないので、お好みの食べ方が可能です。

ベジタリアンやビーガンな人に最適かも!

耳寄り情報! マルシンハンバーグ60周年企画を開催予定!

そして本誌読者への耳寄り情報!

現在、期間限定の記念商品パッケージを販売中です。どんなデザインのパッケージのハンバーグを購入できるかな?

QUOカード5000円分があたるキャンペーンも、2022年2月1日から同年4月5日まで開催します(予定)。バーコード3枚を集めてハガキで応募しよう!

最後に、マスコットキャラクターの「みみちゃん」の秘密!

美味しさを意味する「美味」の言葉からインスパイアされた、マルシンフーズのマスコットキャラクター、みみちゃん。

※左……旧みみちゃん、右……現在のみみちゃん

たまにグレてしまうこともあるので要注意です。

……すみません、ウソです。実は「マルシンハンバーグ ブラックペッパー」限定のみみちゃんです。

名前はブラックみみちゃん。本当は素直でいい子です。

ほかにも現在販売中のハンバーグは「6種のチーズ入りハンバーグ」(左)、「マルシンハンバーグ 贅沢仕立て」。もう、何ともよりどりみどりで目移りしちゃう~!

マルシンフーズ創業者の新川有一氏なくしては、もはや存在しえなかった「マルシンハンバーグ」。

いますぐお店に買いに行って食べるしかない! ……かも?

マルシンフーズ創業者 新川有一氏

※本記事掲載の内容・画像・動画は、株式会社マルシンフーズ様よりご承諾をいただいております。※他資料・画像引用 筆者自身の撮影によるもの、もしくはメーカー・販売店サイト、又はWikipediaなど。※本記事は、執筆時点でネットに公開された資料や取材による情報に基づく商品やサービスの異訳調の紹介風なテキト~でいい加減な内容のエッセイとなりますが、筆者及び編集部はその内容や継続性などを保障するものではございません。(特に海外メーカーの場合、公開された仕様と実際の仕様が異なる場合があります。)※筆者及び編集部は、記事中の商品やプロジェクトを保障するものではございません。購入は自己責任となります。ご注意ください。※技術基準適合証明(技適)を取れていない商品がある場合、その機器の「使用」をすすめるものではございません。購入、利用に於いては、あくまでも自己責任となり、筆者及び編集部はその責を負いません。※健康器具や健康食品の効果については個人差があるため、使用についてはあくまでも自己責任となり、筆者及び編集部はその責を負いません。※クラウドファンディングには、立案会社の問題でプロジェクトが頓挫する可能性や支援金が戻らなくなるリスクもまれにあります。出資にあたっては、ご自身でご判断頂きますようお願いいたします。※本記事に登場する、登場人物のキャラクターや言動は炎上しそうな箇所はおおむねフィクションです。

文/FURUデジタル系ガジェットに散財する、自称漫画家 兼 実質ライター。 電脳ねたがテーマの漫画を得意とする→https://www.furuyan.comゆかいなデジねた漫画「でじ@おた!」 大ヒット絶賛公開中!→https://amzn.to/2XxEJQSYouTubeチャンネル開設中→https://www.youtube.com/user/furucyan/videos?sub_confirmation=1記事の内容について(お断り)→https://tinyurl.com/2nvk2j4w