ダイソーの加湿器×モバイルバッテリーが便利! 3ヶ月毎日使って気づいた注意点も紹介

撮影=川崎さちえ

 ダイソーの加湿器×モバイルバッテリーが便利! 3ヶ月毎日使って気づいた注意点も紹介

冬になるとただでさえ空気が乾燥する上に、室内ではエアコンやヒーターを使うことになる。そうすると、さらに空気が乾燥して喉がイガイガする、肌がカサカサする、なんてことも。そんな時に活躍するのが加湿器だ。【写真】ダイソーの加湿器を使用したようす 100円ショップ最大手のダイソーからも可愛らしい加湿器が販売されていて、実際に使ってみるとかなり便利なことがわかった。今回はダイソーの「USB式加湿器(ウサギ)」をレビューしてみよう。<価格は550円 購入の際の注意点は?> 100円ショップのダイソーは、このところ110円(税込、以下同)以外の商品の幅が広がっている。「USB式加湿器(ウサギ)」も例外ではなく、価格は550円。ダイソーにあると、一瞬「高い……」と感じるが、よく考えてみれば加湿器が550円で買えるなんて、ある意味奇跡に近いのでは? と思ってしまう。 「USB式加湿器(ウサギ)」の中には、加湿器本体、予備の給水芯(すでに本体に給水芯がついているので、合計2本)、取り扱い説明書が入っている。USB電源タイプの加湿器だが、肝心のUSBケーブルなどは付属されていない。そのためUSBケーブル(micro-B)やACアダプタを自分で用意する必要があるので、ここは注意が必要。USBケーブル(micro-B)はダイソーでも販売されている。<「USB式加湿器(ウサギ)」を実際に使ってみた> 「USB式加湿器(ウサギ)」の使い方はとても簡単。上の部分を取り外してタンクに水を入れる。そして電源スイッチのボタンを押すだけで、すぐに噴霧してくれる。 タンクには上限の「MAX」というサインがあるので、それ以上は水を入れないようにしよう。もし入れてしまうと、上の部分で蓋をする時に水が溢れてしまうからだ。 また「USB式加湿器(ウサギ)」には水位探知棒がついていて、水位がそれよりも低くなると自動的に運転がストップする。仕事に集中したい時などは、前もって水を補給しておくのがおすすめ。 連続加湿時間は約4時間。それを超えると、自動的に止まるようになっている。 実はLEDライトも搭載されていて、電源スイッチを長押しするとライトがつく仕組み。少しオレンジかかった色で、眩しさは感じられない。日中はあまり必要ないかもしれないが、寝室で使う場合には、ちょっとしたライトがわりにもなりそう。<どのくらいの勢いで噴霧される?> 「USB式加湿器(ウサギ)」の電源スイッチを入れると、すぐに噴霧が始まる。でも最初はあまり勢いがない印象だ。考えられる理由としては、給水芯に水がしっかりと染み込んでいないことが挙げられる。 しかし、しばらくすると、噴霧の勢いが良くなって「550円でここまでできるのか」と正直びっくりした。ちなみに噴霧量は1時間に20~40mlと説明書には書かれている。リズムに合わせて噴霧するような機能はなく、ずっと一定の量の噴霧が続く。<日々のメンテナンスを大切に> 筆者は加湿器を3ヶ月程度、毎日使っている。気づけば、噴霧されるところが錆びてきていた。使わない時には、布などでしっかりと水分を拭って乾燥させた方が錆を防げるし、故障にもつながりにくくなるのだろう。 また、加湿器の水は入れっぱなしにすることなく、毎日交換して容器(タンク)を洗浄するのも大切だ。さらに使わない時には水を捨てて、給水芯を洗い乾燥させよう。そうすることで雑菌の繁殖を防げるのだ。いつでも清潔な蒸気が出てくるように、日々のメンテナンスは欠かせない。<モバイルバッテリーを使うと、移動も楽> 筆者はダイソーの「4000mAhモバイルバッテリー」を愛用していて、これを「USB式加湿器(ウサギ)」の電源として使っている。 モバイルバッテリーを使うことのメリットは、接続させたものの持ち運びが簡単になること。当然「USB式加湿器(ウサギ)」の移動も容易になるので、デスクの上で使ったと思ったら、寝室に移動。そんなことも可能になるわけだ。 ダイソーの「4000mAhモバイルバッテリー」は550円とは思えないくらい優秀だ。筆者が購入したのは2021年の8月。それ以降毎日のように使っているが、壊れる気配は今のところはない。ダイソーには「10000mAhモバイルバッテリー」もあり、こちらは1100円で販売している。 またモバイルバッテリーには本体充電用のケーブルがついているので、ACアダプタがあれば充電ができるのもありがたい点。このケーブル、実は加湿器にもつなぐことができるので、筆者はそのまま使っている。 ダイソーの製品を組み合わせれば、手頃な価格で生活に役立つものを揃えることができる。店内を巡ってオリジナルの組み合わせを考えてみるのも楽しいかもしれない。

川崎さちえ