スマートスピーカーの“二股”は保証外の愛:「スマスピ」おしゃべり広場

スマートスピーカーが手元にやってきてから約2カ月が経過した。スマートフォンのような生活必需品とまではいかないが、部屋でふと思い立ったとき、つぶやくだけで返事があるのはちょっと未来的で楽しい。だからこそ、私は“二股”してしまった。

二股されたスマートスピーカーたち

部屋でいつも使っているのは「Google Home mini」「Amazon Echo dot」の2つ。本当は1つに絞りたいが今のところは難しい。Google HomeはWikipediaで知らないこと言葉を検索したり、Chromecastと連動してテレビにコンテンツを表示したりできるが、Amazonで買い物はできない。

他にもGoogle HomeとAmazon Echoで利用できるサービスは結構違う。普通は日常で使いたい機能を基準にどちらを手に入れるか決めればいいだろうが、私は優柔不断男。楽しいスマスピ黎明(れいめい)期に、どちらか1つを選ぶなんてできない。どちらとも付き合っていたい。でもそこまでのかい性はない。コンセントを2つも占領されるのは困るのだ。

「スマスピ」おしゃべり広場の裏側は地獄

今のところ、Googleのスマートスピーカーは「Google Home」と「Google Home mini」の2つ、Amazonのスマートスピーカーは「Amazon Echo」と「Amazon Echo dot」「Amazon Echo Plus」の3つがある。

このうち、“mini”と“dot”が付くモデルは小型モデルで、スピーカーとしての出力は弱いがMicro USBで給電できる強力な優位性がある。

スマートスピーカーの“二股”は保証外の愛:「スマスピ」おしゃべり広場

その他のモデルは、それぞれ専用のACアダプターが必要。つまり1台につきコンセントを1つ占有する。最近はモノが増えすぎて少しでもコンセントの消費を減らしたい我が家では、スマートスピーカーに電源を2つも用意するのは少々もったいない気持ちもある。

そこでひらめいたのが、二股のMicro USBケーブルを使う手だ。伝説の無線LANケーブルが実在するように、人間が想像できるケーブルは大体Amazonで売っている――早速、このケーブルをPCのブラウザ経由でAmazonから注文した。声で注文するよりもこっちのほうが手っ取り早い。

二股Micro USBケーブル二股した!

届いた二股ケーブルをGoogle Home miniとAmazon Echo dotにつなげてみる。結果は良好。1つのUSBポートから両方同時に給電できる環境を手に入れた。

スペックシート上では、Google Home miniの給電には5V/1.8Aが必要。Amazon Echo dotは記載がないが、付属するACアダプターの仕様が5V/1.8Aなので、同様と考えていいだろう。実際に簡易電流チェッカーで計測したところ、待機中はいずれも0.3A程度を消費していた。大音量で音楽を流すなどしなければ問題はなさそうだ。

私「ねぇGoogle(Echo dotのアクションボタンも同時に押す)、朝8時に起こして」

Google&Amazon「午前8時にアラームをセットしました」

「2つ使って、やってること同じじゃねえか」と同僚からツッコミを受けたが、こちらには「常に機能比較ができるよう用意しておきたい」という記者としての大義名分がある。どうだ、まいったか!

二股(ケーブルの使用)は、保証対象外になる可能性が高い。スマスピの浮気は自己責任で。

「パナソニックの始祖である松下幸之助が発明した『二股ソケット』のように、日本では古来、二股は重要なテクノロジーであった。……よく考えたら発想が同じだ」

※ITmedia NEWSは二股を推奨していません。

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